ゲイ同士で集まっておしゃべりすることってよくあるじゃないですか。
僕はグループで話すのが苦手です(笑)
でも3人とかならまだ大丈夫かな。
2人はむしろ楽しい。
1人もまだ大丈夫。
いやいや。そりゃただの独り言。
うん、それは意外とマジで(笑)。
1人でよく話します☆
「俺ってカッコいいよなー」
「うん!なんでもっとモテないのかなー」
そんな、俺(笑)。
はい。失礼いたしました。
1人で話すのが大好きなあなた。
1人の世界に浸っているのが大好きなあなた。
3~4人のグループトークが苦手ですよね(*_*;
僕もその一人です。
ただし、ある考え方をすると、
そこそこ話せるようになったんです。
今日はその辺を詳しくお話します。
【結論】話さなきゃいい
もう結論はこれです。話さなきゃいいんです。
あのですね、無理に話す必要はありません。
その場に集まった全員が全員めちゃくちゃ話す人だったら大変です。
どんな強力な司会者でも回せません。
テレビのトーク番組を思い返してみてください。
アメトーク、ダウンタウンDX、踊るさんま御殿、など、
出演者全員が一斉に喋ってはいません。
あの人数の芸能人を切り盛りする司会者は、
適切なタイミングで適切な出演者に話を振りつつ、
更に全員が発話できるように割り振っています。
テレビで視聴率を稼げるレベルの人です。
日本に何人いるかというレベルの話です。
一方、僕らは素人です。
カフェやファミレスなんかで話すレベルです。
そんな名司会者はいません(笑)。
ですから、話せる人が話せばいいんです。
かといって、僕がここで、
「あなたはトークが下手なんだから黙っていればいい」
なんて言ったらこのテーマはここで終わっちゃいます。
僕が本当に言いたいことは違います。
あなたには、あなたにしかできない役割があるということです。
2人の時に話せる理由
そもそも2人で話すときは全然フツーに話せるじゃないですか。
まぁ話せない人もいるけど、
気にするポイントと言えば、
「沈黙しないように話し続けること」と「そもそも沈黙を気にしないようにすること」くらい。
でもでも2人の時に話せるのは、
・自分が話さなきゃ誰も話さないから
・お互いにお互いのことだけを考えて話せばよいから
という理由があります。
目の前の相手のことだけを考えればいいので、
状況も掴みやすいし、平面的です。
しかし3人以上となると、話の展開が立体的で複雑になるんですね。
3人で話せない人は「時々ボケる松ちゃん」化
3人になった途端、なかなか話せなくなるあなたには、
「時々ボケる松ちゃん」化
がおススメです。
ダウンタウンDXなんかを思い出すとそうですよね。
話の展開を広げるのは浜ちゃん。
松ちゃんはその合間合間で笑いを取ります。
「それは松ちゃんだからできるんだよ」
って思うかもしれません。
そりゃそうです(笑)。
あそこまでの大爆笑は取れなくていいんです。
っていうか、別に笑いじゃなくていいです。
「松ちゃんくらいのタイミングで、時々会話に入る」
ってことです。
他の2人がどんどん話している合間に、
「え、でもなんでそうなるん?」
くらいでもいいんです。
そのタイミングで、何を話したって大丈夫です。
だって、我々は素人なんですから。
4人以上になったら「ひな壇リアクション芸人」化
でも4人以上になったらもう喋れません。
それは僕もそうです。
そうなったら、
「ひな壇のリアクション芸人」化
になります。
「笑う」「手を叩く」「うなづく」「驚く」「立ち上がる・身振り手振りなどのアクション」
など、できることはいくらでもあります。
そうすることで、
話すことが得意な人たちが、更に話しやすくなって、
結果的に、その場は盛り上がります。
中川家のお兄ちゃん(中川剛さん)だって、
振られた時にオドオドするのが面白いんですから(笑)。
ガンガン話す人がいて、
それを聞いている人が笑って、
ニコニコ見守っている人がいて、
いろんな人がいて、みんな仲間なんです。
ありたいように、あればいい。
僕のような性的少数者が、
「トークでニコニコして見守っているキャラ」っていうひとつの個性をつぶして、
無理に話すことが正解だとは思いません。
そりゃガンガン話せるようになりたかったら、
いろんな芸人さんを見て研究すればいいんだし、
僕は、世の中の多様性を、
無理のない範囲で緩やかに、たおやかに、認め合っていきたいかな。
【方針】たおやかに生きる
結局はそういう考え方です。
世の中の男性が全員男らしくある必要もない。
ってことは、全員が全員トークの達人になる必要もないんです。
自分の心地よい在り方を、
自分自身で探っていくことが、
結局はトークを盛り上げることにもなるし、
人間関係を豊かなものにしていきます。
がんばりたくてがんばるならいいけど、
無理なキャラづくりは限界が来るし、
限界が来るってことは、その人たちと一緒にいることが苦しみになっちゃう。
川に流されないような頑丈な橋を作るより、
増水した流れに逆らわずに流されて破壊を免れる「流れ橋」と同じです。
トークの流れに対して無理にどうこうするんじゃなく、
その場に応じたあり方を模索した方が、
自分も相手もみんなも楽しめます♪
たおやかに生きましょう。
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