スポンサーリンク

夏の夜の恐怖体験

●誰でも読める話
スポンサーリンク

はいっ、ということでshoboです。

あのですね、
僕は学習塾で働いているんですけど、
数年前にね、こんな体験をしたんです。

 

あれは本当に怖かった。

 

スポンサーリンク

深夜2時に山道で

その頃の学習塾は今よりブラックでね。
翌日までにやらなきゃいけない仕事が溜まってしまって、
教室を出るのが深夜の2時くらいになったことがあったんです。

時々そんなことがあったかな。

だからその日も特に気にせず、
疲れたぁーくらいの気持ちでした。

その時の僕は自転車通勤でした。
でも僕の自転車は古くてね。

漕ぐと「キィ。キィ。」って鳴る。

それで、その教室が山(っていってもちょっと森が広がってるくらい)と山の間にあって、
帰宅するには、自転車で山道みたいな道路を通って行かなきゃいけない。
車が通れる普通のアスファルトなんだけど、センターラインもなくて、車がすれ違う時は減速するくらいの道幅。
しかも深夜2時でしょ。

誰もいないわけです。

それで、そんな道を自転車で漕ぎ進んでいったんです。

それでね、
道の左側に、数十メートルごとに電柱が立ってて。
その上には小さな街灯がついてるんです、蛍光灯のヤツが。
その明かりで、なんとか道が見えるくらい。闇にはならない感じなのね。

それがずーっと続いてる。

 

それで仕事に疲れて、僕は自転車を漕いでたんです。

キィ。キィ。

そしたらね、

その街灯の明かりがずーっと先まで続いてて、
その先の先の方にね、

 

見えるんですよ。

何かが。

 

それで僕は「ん?・・・なんだろな」って思う。
それで自転車をまた漕ぎ続けるわけですよね。

キィ。キィ。

そして、すこーしずつその何かが見えてくるんですよ。
そしたらね、それがね、

何か白いんですよ。

そうだな、背丈は僕と同じくらいか少し大きいくらい。
それでね、縦長の白い物体が立ってるんです。

その先がどうやら黒いんだな。

それでもうちょっと近づいてきたら、
分かったんですよ。

 

それが、人だ。

 

って。

もうだいぶ見える。
白いシーツみたいな服を、肩からストーンと着てる。
で、紙がそこそこ長くて、ヒジくらいまである。
顔は見えない。どうやら後ろ姿のようだ。
そしてね、

 

裸足なんだよ。

 

正直、すごく怖かったんだけど、
考えたのね。

もしかしたら、いよいよ初めて幽霊と遭遇することになるのか、とか。
いやいや、もしかしたら犯罪に巻き込まれて、こんな夜道で車から降ろされたのか、とか、
いやでも若い女性とは限らない。もしかしたら認知症を患ったおばあちゃんが夜中に抜け出してここまで来たんじゃないか、とか。

もしおばあちゃんだったら、ふもとの交番まで一緒に歩いていこう。
もし若い女性だったら、犯人がまだその辺にいるかもしれない。110番だ。
もし見間違いで、ただその辺に捨てられたマネキンってことだってあるかもしれない。
でも、もし幽霊だったら、

 

・・・何が起こるか分からない。

 

こういう時って、日頃からいろいろ考えるクセがあるから、
恐怖の中にいても、意外と冷静にいろんな可能性を考えてました。

すごく怖かったけどね。

そしてね、
僕の自転車が、

キィ。キィ。

って鳴り続けるわけです。漕いでるからね。
そしたらね、
その人がちょっと動いたんですよ。

もうその時点でマネキンの可能性はなくなった。

そして僕がかなり近くまで近づいた時、

その人が、
振りむいたの。

 

 

 

 

・・・男でした。
女装。

 

 

 

 

真っ赤な口紅をギットギトに塗りたくった、
おじさん。

 

 

もう僕ね(笑)、
絶叫ですよ。

んんぬ゛わああああぁぁぁ~~!!!

そしたらその女装した男性も、

お゛お゛ぉぉ~~!!!

 

いやいやいやいや。
ちょっと待て、と。

 

普通、深夜2時の山ん中で、
女装男と遭遇するって考えるか!?www

メッッッッッチャ怖かったわ!!!!!

犯罪に巻き込まれた女性まで想定して、
なんならちょっと心配までしちゃったんだぞ!!ww
めちゃくちゃビックリしたわ!!!

 

もうその後は黙って自転車こいで帰りましたけど。

 

 

 

 

この話を友人にしたら

それから数日後、
この話を音楽友達にしたんですね。

そしたら怒られまして。

友「上野さん、それってね、逃げちゃだめですよ」

上「え?ダメなの?なんで」

友「だってね、女装したい人の気持ち考えてみてくださいよ」

 

・・・。

まぁ、ゲイではあるけど、
女装の趣味はない。

女装したい人の気持ち。

・・・考えたこともないし、考えるのはなかなか難しいなぁ。

友「女装したい。そしてそれを誰かに見てほしい」

上「まぁ、そうだろうね」

友「でも真っ昼間から女装して街を歩くとどうなると思います?」

上「んんー、まぁ、本当は歩きたいんだろうけど、騒ぎになりそうですね。渋谷とかなら大丈夫だと思うけど」

友「でしょー。だから夜中にそうやって女装して外に出て、見せてる気になるんですよ」

上「見せてる気?」

友「そう。本当は見てほしい、でも見せられない、だからせめて見せてる気になって満足してるんです」

上「・・・。」

友「だから、そういう人を見たら、今度からこう言ってあげてください」

上「なんていうの?」

友「一緒に写メ撮ってください」

上「むり。」

友「だって写メ撮ってくれなんて言われたら、見てくれた上に記録に残してくれるなんて、もう感動ものですよ!!!」

上「勇気ないなぁ」

友「だってそうやって満足を得られない人がいるから、欲望が変な方向に行っちゃうんじゃないですか」

 

・・・だそうです。

ですから、
皆さんは「写メ撮ってください」って言ってください。

僕はスルーします。

 

追記

でもあれだよね、
女装癖の人が集まってさ、
お互いに見せあえばいいんだよね♪

コメント