GIVE and TAKEのメリット・デメリット

THINK

夫婦やカップル。 “GIVE and TAKE” っていうの聞いたことありません?
僕はこのGIVE and TAKEが、・・・あんまり好きじゃありません(笑)。

GIVE and TAKEって、どういうことかっていうとね、

例えば夫婦だったら、
夫「僕が会社で働いてくるから、君は家事を頼むね」
妻「私は子育てをやってるんだから、自分のことは自分でやってね」

例えばこれが友達だったら、
自分「この前は俺がお前におごったんだから、今度はお前がおごれよ」
友達「この前は俺が合コンのセッティングしたんだから、今度は俺に女の子紹介しろよ」

とまぁ、こういうことです。

僕は、
この「フィフティーフィフティー」「50:50」と言われる「GIVE and TAKE」があんまり好きじゃありません。

実は、
この考え方が原因で、僕は前の彼氏と別れました(笑)。
でも今思えば、別れてよかったと思います。
僕も、世の中の多くのカップルと同じように、
「付き合うこと」や「結婚」を「束縛」と捉えてしまうところでした。

今日はこの “GIVE and TAKE” についてお話したいと思います。

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GIVE and TAKE のメリット

そもそもGIVE and TAKEがこれだけ広まっているのには、

その「公平感」が理由です。

「私がこのくらいやるから、あなたはこのくらいやってください」
「あなたがこのくらいやったから、私もこのくらいやります」

この考え方です。

これは世界の常識といってもいいんじゃないでしょうか。
外交政治においてもこのGIVE and TAKEは基本です。
そりゃそうですよ。

日本だけこんなにお金を払って、
相手国は全然痛くもかゆくもなくて、
日本に何のメリットもない、っていうのは最悪です。

痛み分け、五分五分、フィフティフィフティ(50:50)、win-win(ウィンウィン)など、
いろんな言い方があるよね。

どちらか一方だけが損したり、得したりしない。
両者ともに損得がある。

これはお互いのために、とても重要なルールだと言えます。

GIVE and TAKE のデメリット

しかし、GIVE and TAKEには大きなデメリットが2つあります。

相手がやらなきゃ自分もやらない=物事が進展しない

交渉というのは、
両者の納得が必要です。
つまり、
片方が譲らなければ、もう片方も譲らない、
結果的には物事が進展しないという場合があります。
これは今の外交にも言えることですね。
「自分は悪くない。悪いのは相手だ」と思っていたら、
このGIVE and TAKEは成立しません。
だって「なんで相手が悪いのに自分が譲らなきゃいけないんだ」という心理が芽生えますからね。

つまり、

GIVE and TAKEになるためには、
その前段階で、すでに公平感がないといけない

ということです。

相手との間にすでに不公平感が生まれちゃってたら、
相手にいろいろと要求したくなってしまいます。

この点がGIVE and TAKEではデメリットかもしれませんね。

相手に期待して、裏切られる

仮に自分と相手が公平だったとして、
GIVE and TAKEをしたとします。
「僕はこれをやるから、君はこれをやって」
という具合にです。

そこでもし、
あなたはちゃんとやったとして、
相手がちゃんとできなかったら、
あなたは損した気持ちになります。

つまり、
相手に期待するわけです。
しかも高いレベルで。

そしてもし相手がそれを遂行できなかったら、
あなたがちゃんとやればやるだけ、落ち込みます(笑)。

そしてこう思うわけです。

「裏切られた」

これもGIVE and TAKEによくあるデメリットかもしれませんね。

 

 

ということで、パート2へ☆

コメント

  1. […] 前回の「GIVE and TAKEのメリット・デメリット」の続きです。 今回はね、GIVE and GIVEという新しい言葉を紹介します♪ […]