ゲイのSNSを見たんだけど、
体目的ばっかりで絶望したー
ゲイとして生きていくのって、
こんな世界で生きていくってこと…?
自分には到底できません…
上野正卯(うえの・しょうぼう)
1979年・千葉県生まれ・ゲイ。
現在、付き合って7年になる彼氏と同棲中。
大学卒業後は教育業界で18年。
ゲイとして悩んだり工夫したりしたことが、
多方面で大きく活用できることを実感しています。
「場所」と「目的」を知ろう!
服が欲しい人はユニクロにいくじゃん。
電車に乗りたい人は駅に行くじゃん。
それと同じ。
ゲイと飲みたい人は新宿二丁目に行く。
とにかく体目的っていう人はハッテン場に行く。
そりゃね、
ハッテン場に行って友達を探そうとする方が無理で、
ユニクロで電車を待っているようなもんです。
「場所」と「目的」を知りましょう!
新宿二丁目はお酒を飲むところ
お酒を飲んでみんなと仲良くなりたいなら、二丁目ですね。
あと恋人を探しに、とか、友達を探しに行く、っていう人もいるかもしれない。
だけど、いろんな目的の人たちが入り混じっているから、
自分の目的は友達探しです!っていうのをアピールした方が事故は起きないよ。
お酒の勢いで起こる事故だってあるからね。
Twitter:コミュニティや目的による
Twitterは本当にいろいろ。
自分のいろんな部分の画像をアップしちゃってる中学生もいる。
同人誌を描いてアップしたり販売したりしている人もいる。
ノンケ男子の魅力を語っている人もいる。
自分の趣味を発信している人もいる。
もちろん体目的の人もいる。
だから、
どんな感じの人と仲良くなるか、は自分次第だね。
同じ趣味の人を探すなら、Twitterが一番だと思う。
自分と仲良くなれそうな人を探していって、
なおかつ危険な匂いのしない人をフォローしていって、
リプを返したりいいねしたりDM送ったりしていけば、
Twitterで友達を作ることは十分可能ですよ♪
その人のアカウントを見れば、
過去にどういうツイートをしているか、どういうものにイイネしてるかが分かって、
その人のキャラが分かりやすい。
だから危険な人か安全な人か、見分けやすいです。
でも、自分から近づかなくても、
相手から近づいてくる場合も多いからね。
同年代の友達を探しているつもりでも、
すごーく年の離れた人からしつこくDMをもらったりするかもしれない。
ブロックしても、自分との会話とかやり取りがスクショされて晒されるかもしれない。
ゲイのSNS
SNSの種類も色々あります。
ビデオチャットができるSNSなんて、そういう目的でした考えられません。
やっぱり体目的の人が多い気がするかな。
でもSNSによっては、目的を表示させているものがあるよね。
「友達探し」「恋人探し」「その他探し(体目的)」って。
有名な「9 monsters」なんかそう。
その辺をしっかり確認しながら、
安全な範囲でSNSで友達探しをするならおススメです。
ハッテン場:100%「それ」目的です
これは言うまでもないですね。
ゲイサークル:目的と活動内容をしっかり確認
僕も以前ゲイのスイミングサークルに通っていたことがあります。
そこの人たちはみんな仲良くて、いい人たちばっかりだったなぁ。
年上のお兄さんたちは頼りになって、いろいろアドバイスくれたし、
年下の男の子たちはかわいくて人懐っこかったし、
みんなでご飯を食べに行ったり、休日に遊びに行ったり、飲みに行ったり、
結構楽しかったですよー。
でももちろん、うまくいっているサークルばかりじゃないはず。
人間関係でゴタゴタしているサークルもあるから、
一度、連絡を取って見学に行ってみるのがいいかも♪
その結果次第といったところかな。
NPO法人のイベント企画:安全
僕は20代のころ、
「ピアフレンズ」っていうゲイの友達づくりイベントによく行ってましたねー。
なんか調べたんだけど今でもやってるんだね。
10代20代限定の友達づくりイベントだから、俺はもういけないけど(笑)、
あの頃はピアフレンズで友達をよく作ってましたねー。
今でも続いてる友達いるもん。
同じように、純粋に友達を探したいって思っている人が集まるイベントね。
しかもNPO法人のスタッフさんが、ちゃんとサポートしてくれることが多い。
NPO法人とか、そういうゲイのために活動している団体っていっぱいある。
「ゲイ NPO」とかでググればいっぱい出てくるよ。
そういうところの友達づくりのイベントとかトークイベントに、
ちょっとずつ顔を出してみるといいかもね。
でも実は、
僕も初めてイベントに行ったとき、
ぶっちゃけね、
ちょっとオネエ寄りな感じの人ともいて、
はじめは「うわー、俺もこういう人たちと一緒なのか…」って思った。
サイトを見ても、やっぱりちょっとフツーの感じじゃない人とかもいてさ、
抵抗あったよー。
でも「行かずにあーだこーだ言うより、行ってみた方が勉強になる」と思ってね。
「俺はオネエじゃない」ってことを確かめるためにも。
そしたらさ、
オネエ寄りなゲイもいたけど、
ぜーんぜんフツーの男の子のほうが圧倒的に多くて!
やっぱりオネエ系の人はキャラ的に目立つから、どうしても目につくけど、
そうじゃないゲイの方が圧倒的に多かった。
そうなんだよ。
自分が「ゲイを認めてほしい」「マイノリティを認めてほしい」って言いながら、
自分が、ゲイも、マイノリティも、認めてなかったんだよね。
でもそれが、ゲイの苦しみなんだよ。
ゲイである自分を受け入れられなかった。
だから、
ゲイである友人と仲良くなって、
ゲイである友人を、普通に友達として「いいヤツだな」って思えてさ、
「ゲイだからどうのこうのじゃねえんだな」
ってことが、「頭」じゃなくて「心」で分かるんだよ。
だから今なら、
逆にオネエの友達とかでもぜーんぜん平気!
おおおぉぉ~!!!
いいこと言った!!www
まとめ
いい友達みつけろよー!!
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