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ゲイの人生で力になる本「21世紀仏教への旅・ブータン編」/五木寛之

●ゲイの人向け
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これはゲイと全く関係ないように思いますが、
僕がこの本と出会ったのは、
ちょうど30歳ごろだったかな。
カミングアウトをする直前くらいだったと思います。

普通の結婚生活も送れず、
子どもを持つことこともできず、
僕はゲイとして、
この先なにを求めて生きていけばいいんだろう。
と思っていた時に、
出会った本です。

出会いって、
出会うべき時に、
出会うべきものと、
しっかり出会うんですね。

しかも、
一秒たりとも早すぎず、そして遅すぎず。

上野正卯(うえの・しょうぼう)


1979年・千葉県生まれ・ゲイ。
現在、付き合って7年になる彼氏と同棲中。
大学卒業後は教育業界で18年。
ゲイとして悩んだり工夫したりしたことが、
多方面で大きく活用できることを実感しています。

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おススメ書籍「21世紀仏教への旅・ブータン編」

五木寛之さんの本ですね。

五木さんはもうこの本で有名ですよね。

五木寛之さんは、
様々な人生哲学をお持ちで、
その考え方や生き方は、
書物の端々にたっぷりと滲み出ています。

そしてそれが押しつけがましくなく、
読んでいて自然とスーッと心に染み込んでいくような、
不思議な感覚になるんですね。

あ、断っておきますが、
僕はとくに仏教徒でもなければ、
何かの宗教に入っているわけでもありませんので、
ましては五木寛之教とかでもありませんのでw
変な先入観は持たずに読んでいただいて結構ですw

「幸せの国」ブータン

ブータンは、インドと中国に挟まれた、ヒマラヤ山脈にあって、
国内のどこに行っても標高が高い!
首都のティンプーも標高2,320mもあって、
ブータン最高峰の山、ガンカー・プンスムも7,570m!
もうブータンに居たら、ずーっと富士山に登ってるような感覚ですね。
高山病の人は大変!

最近、ブータンの国王が来日して、その親交の深さが報道されたりしました。
このブータンの国王は、実は僕とほぼ同い年なんですねー。若い。

ブータンは長年の間、鎖国していました。
だから国の様子が海外に知られていなかったんですね。
それが開国され、国連に加盟され、世界中に知られることとなったんです。

ブータンは「幸せの国」と呼ばれています。
というのも、
国を挙げて「国民総生産」ならぬ「国民総幸福量」というものを掲げて、
国民の幸福度を数値化、幸せを求める国として知られているんです。

ブータンの人々を見て

ブータンの皆さんは、日本人と顔が似てるんですよ。
ホント、見分けがつかないくらい。
だからすごく親近感がわく♪

ちょっといくつか紹介してみましょうね。フリー画像素材pixabayより)

そして建物がすごく素敵なんだー。

この建物の色使いにも、ちゃんと意味があってね。
例えば右の写真の旗があるよね。
色とりどりの布が使われてるんだけど、
この旗が一度風に揺れると、
まぁ、分かりやすく言うと、お経を一度唱えたのと同じ効果があるんだ。
そういう効果のあるものが、たくさんある。

そして、待ち行く人たちにインタビューするんだよね。
「あなたは幸せですか?」って。
すると、ほぼ全員が「幸せです」とすぐ返事がかえってくる。

日本人の何割が「幸せです」ってすぐ答えられるかな。

僕の幸せって何だろう

何をもって「幸せなのか」っていう定義も違うとは思うけど、

「僕の幸せって、なんだろう?」

と思いました。

結婚して家庭を築くことが幸せの分かりやすいカタチだとは思う。
僕らゲイは、
目に見えて分かりやすい幸せのカタチ「結婚」ができないからこそ、
目に見えない「幸せ」というものがどういうことなのか、
しっかり考えて、感じて、探さなきゃいけないんだな。

ストレートの男性が、
まぁこれは思い込みもあるとは思うけど(笑)、
仕事を終えて帰宅して、
家族と一緒にご飯を食べてテレビ見て、
お風呂に入って、妻や子どもたちと寝る。

これをやって、
「ああぁー、幸せだなぁ」
と思ったとするじゃん?

僕は、何をすれば、
「ああぁー、幸せだなぁ」
って思えるんだろう。

誰も教えてくれないから、
それを探しに行かなきゃいけないんだ。
目に見えない、手につかむこともできない、
カタチのない「幸せ」って、どういうことなのか。
それを考えて、感じて、生きていく中で、掴む。

めんどくさがり屋の僕は、
ゲイに生まれなきゃ、
「幸せってどういうことなのか」
なんて真面目にいちいち考えなかったと思うんだ。

遠く離れたブータンという秘境の山国でね、
彼らは「幸せ」が何なのか、わかってるんだ。

しかも限られた能力の高い人だけが分かってるんじゃない。
ブータン国民のほぼ全員が、分かってる。
それなら、僕にだってわかるはずだ。

っていうようにね。
「幸せってなにか」という、そうだな、
大げさな言い方をすれば「人生のテーマ」「生きる意味」ということに、
真面目に向かい合うキッカケをくれた本でした。

特に、僕らゲイは、
彼氏と暮らせば幸せが待ってるとか思いがちだからね。

幸せはカタチじゃないね。

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