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同性愛の矯正治療施設/映画「ある少年の告白」のススメ【前編】人生の目的は幸せになること

●ゲイの人向け
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【ネタバレ無し】

ゲイである少年が、
同性愛者の矯正治療施設に入って、
その後の人生を考えるという映画です。
アメリカでは2018年に、日本では2019年に公開されています。

映画『ある少年の告白』予告編(90秒)

上野正卯(うえの・しょうぼう)


1979年・千葉県生まれ・ゲイ。
現在、付き合って7年になる彼氏と同棲中。
大学卒業後は教育業界で18年。
ゲイとして悩んだり工夫したりしたことが、
多方面で大きく活用できることを実感しています。

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ゲイ矯正治療施設なんていつの話だよww

ということで、映画「ある少年の告白」を見ました。

リアルな「ゲイ更生施設」みたいなのがあるっていうのは、
前に何かで読んだんだ。

でも、
それっていつの話だよ?ww
え?21世紀の話なの?
しかも、・・・アメリカ!?

・・・マジか。

笑っちゃうような話だと思ってたんだけど、
これ、ホントにあるんだね。

でも10代の僕なら・・・きっと参加してた。

うん。そうだよ。

僕はかつて、ゲイで生きるなんて絶対に嫌だと思ってた。
フツーに彼女ができて、フツーに結婚して、フツーに祝福されて、
フツーに子どもが生まれて、フツーに子育てして、
フツーに幸せな家庭を築いて・・・

でも、自分がゲイだって認めちゃうと、
全部フツーじゃなくなる。

異常。

嫌だ。
絶対に嫌だ。
ぜっっっっっっったいに嫌だ!!!!!

何で僕だけみんなとちがう人生になるんだよ!?
人からどう思われたいとかっていう世間体もあるけど、
自分がそんな人生を送らなきゃいけないなんて、
絶対に嫌だぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!!!!

―――そんな僕に、

「ゲイを治療できるところがあるんだよ」

って情報が届いていたら、
僕は確実に申し込んでいたな。

「ゲイを治すことは幸せになること」という考え

ゲイの治療施設に入所するにあたって、
この映画でとてもよく描かれていると思ったのが、

本人も含め、全員が「治療が正解だ」と思ったこと。

一時の気の迷いじゃない。
感情的な気持ちは横に置いて、ちゃんと冷静に考えて、
どうするべきかを考え第三者の意見も取り入れつつ、

「治療する」って結論を出したんだよね。

僕は、これが間違いだとは思わない。

治療する道を選んで、自分の納得いく人生が歩めれば、それでいいじゃないか。
現代科学としては、同性愛は「治る」とかそういうものじゃない、ってされてる。
でも、「治そうとした」んだよ。俺だって。
そして、できなかった。傷ついた。
治そうとすればするほど、自分の中の同性愛的な要素が強く感じられてしまう。
だけど、わずかな可能性でもあれば、
治るものであるなら、治したい。
そう強く思っていたんだ。

もがいた。
それはそれは、今から考えると本当に辛かった。

あの時の努力を、
僕は間違いだと思いたくないし、
それは生きるための「もがき」だったわけで、
あの気持ちを否定されたくはないね。

だから、
この映画に出てくる、主人公はもちろん、
父親も、母親も、町の長老たちも、
矯正施設のスタッフたちも、
みんな「幸せ」になりたくてやっていることなんだ。

それが「正しい」かどうかっていうのは、
価値観が変われば、変わるんだよね。

この映画では、
このやり方はどうやら違うらしい、ってことに、
主人公が気付いた。
そして、世の中の多くのゲイも同じようなことに気付く。
でも、気付かないゲイもいるし、
別の幸せの在り方に気付くゲイだっている。

みんな「幸せ」になりたいんだ。

「幸せ」にたどり着く道が、
違ってるだけ。

後編へ

このお話の続きは、

同性愛の矯正治療施設/映画「ある少年の告白」のススメ【後編】

へどうぞ!

コメント

  1. […] 前回のお話を読みたい方はこちらへどうぞ!<同性愛の矯正治療施設/映画「ある少年の紅白」のススメ【前篇】> […]