「ゲイだ」と公言したら仲良くなりました

HOW TO for GAY

最近よく使っている「17 Live」。
ライブ配信するアプリなんだけど、
そこで「ゲイでーす!」とカミングアウトしたアカウントを作成。
いろんな人たちと交流してみました。

イチナナは、セクシャリティとかは、こだわっていないので、
ノンケ(ストレート)の人がほとんどです。
老若男女、いろんな人が配信しています。

そこで最初に感じたことをお話します。

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「ゲイだ」と公言したら仲良くなりました

自分のアカウントのプロフィールにね、

「GAYでーす!」

って書いて、イケメンさんの配信に飛び込むんです。
そしたら「あ、上野さんってゲイの方なんですねー!僕の配信に来てくれてありがとうございますー!!」って言ってくれる方が多い。
どうやら「僕はゲイなんです!」って堂々と言った方が、
「ゲイということに触れちゃいけない訳じゃないんだ」と思ってくれるようで、
いろいろ質問してくれたり、女の子と同じようにしゃべればいいのかなと思ってくれたりしました(笑)。
まぁでも実際には女の子とは違うんだけど(笑)、
普通に(って言い方の是非はここでは省略しますw)接してくれようとするところが、またなんとなくくすぐったくて嬉しいw

僕がゲイを公言して、少しでも「素」を出すことで、
相手のノンケ男性も、オープンに接しようとしてくれる方が多い印象でした。

ピンクな話は、相手が不快にならないようにする

ゲイである僕に対して、普通に接してくれようとしているノンケ男子の方に、
「ゲイである僕を受け入れてくれた」
と思うのはいいけど、
もちろん、性的な話は失礼のないようにするべきです。

例えばノンケのノリで、ちょっとエッチな話を振ってくれた時には、
やっぱり相手を不快にさせるレベルにならないよう、せめて笑いになるような話し方で留めるべきです。

そこは「受け入れてくれた」という意味を誤解しないように注意すべきです。

これは冷静になって考えればわかることですが、
相手が僕のセクシャリティを理解してくれたんですから、
僕も相手のセクシャリティを理解しなくてはいけません。
だから、セクハラとなる発言や、相手を不快にさせるレベルの会話はダメです。
相手がせっかく僕らゲイのことに理解を示してくれたのに、
ゲイである自分から嫌な思いを与える結果にならないように配慮したいですね。

自分を分かってほしいなら、相手を分かろうとしよう

カミングアウトとは、
自分のセクシャリティを公表することをキッカケに、
相手との人間関係をより良好なものにすることだと思っています。

「ゲイである僕を認めて!」

という気持ちも分かりますが、
人間関係って、相互関係です。
自分だけわかってほしいのは、ズルですよ。
ゲイである自分を理解してほしいなら、
世の中の多種多様な在り方を理解しようとする心構えでいたいですね。

僕らゲイは、
「当たり前」「常識」というものに数多くさらされ、
理解してもらえないという寂しさを、いーっぱい味わってきました。
それと同じことを他人にしちゃダメですよ。

とはいいつつも、誰にでも自分の中に「常識」ってあって、
気づかないうちに他人を排除してしまうことってあると思います。
それに気づいたら「ごめん」って伝えればいいと思うんだな。
それが「災い転じて福となす」だよね。

まぁ、ゲイを「災い」呼ばわりする是非もあると思うけどww

良き友人として

先日イチナナで知り合った某俳優さんの舞台を見に行ってきました。
僕がゲイだということを知っても、舞台に誘ってくれたんですね。
正直、とてもうれしかったです。
こんなにゲイを気にせずに、普通の社会でみんなと仲良くなれるとは思っていませんでした。

でもね、これって誤解したくないんだけど、
「ゲイだからウケた」っていうのは本当に最初の最初だけ。
「ゲイ」っていう特徴があったから覚えてもらいやすかったのはあると思うんだよね。

だけど、結局は性格。

所詮ゲイなんて、見るAVのジャンルが違うだけ(笑)。
みんなと同じですよ。
仕事して、飯食って、風呂入って、寝て、起きて、シャワー浴びて、仕事行って。
休みの日には映画でも見て、友達と遊んで、YouTube見るんだ。

そこで仲良くなれるかどうかは、
セクシャリティじゃないよ。

性格と相性だよ。

学校で友達ができるときなんて、
セクシャリティなんか関係ないでしょ。性格だよ。あと相性。
それから相手の良き友人として、
セクシャリティということを気にしないで、っていうか考えもしないで、
良き友人として、仲良くしてもらえるような人間を目指さなきゃね。

結局、そこな気がしました。

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