ゲイとして生きていくのは、
いろいろと工夫や苦労があるよね。
僕も今までいろんな悩みを抱えてきました。
普通の人が悩まなくてもいいポイントで、
すっっっごく悩まなきゃいけないし。
「何で僕だけこんな思いをしなきゃいけないの?」
って思うこと、ありません?
おんなじ思いを抱えた人が、世の中にたくさんいるってよく聞くけど、
そんなのどこにいるんだよー!?ってねw
そんな、ゲイの人生をリアルに描いた本を、
今日はご紹介します♪
本当に、あなただけじゃないんですよ♪
その前にちょっと僕の自己紹介を♪
上野正卯(うえの・しょうぼう)
1979年・千葉県生まれ・ゲイ。
現在、付き合って7年になる彼氏と同棲中。
大学卒業後は教育業界で18年。
ゲイとして悩んだり工夫したりしたことが、
多方面で大きく活用できることを実感しています。
おススメ書籍「ボクの彼氏はどこにいる?」
子どもから大人になるまでのゲイの人生を描いた本
僕は一時期、この本のおかげで、
ずいぶんと心が救われました。
「ああぁ、僕だけじゃないんだ」
って。
学生時代、修学旅行。
寝言で男の子のことをしゃべってしまわないか、
心配で一睡もできなかったお話。
クラスで好きな女の子がいないと疑われると思って、
好きでもない女の子のことを言っていたお話。
僕らゲイは、
今まで結構苦労してきてると思うんだ。
だけど、
それを共感してくれる人って、なかなかいない。
この本は、
そんな僕らの、
小さくも大量に積み重なった苦しみを
こころから共感してくれる本です。
日常生活での小さな苦しみが、たくさん積み重なる
ゲイが学生時代を生きていくのって、案外しんどくてさぁ。
僕も思い出すんだよね、修学旅行の夜とか。
男子たちは夜、好きな女の子の話とかしちゃってw
でも僕には、いない。
だけど好きな女の子の一人でもいないと、
「お前、ホモなんじゃない?ww」
って言われちゃう。
僕らって、いちいち頭使って、工夫して生きてるんだよ。
僕は小さいころから、そういうことをやってきたから当たり前だったんだけど、
フツーに考えて、これは辛いことだったんだよな。
僕らは、
こういう苦しみをもっと共有して、
知恵を出し合ってもいいんじゃないかなーって思う。
みんな、
一人で苦しみ、
一人で考え、
一人で戦ってる。
もっと協力し合って助け合えたらステキなんじゃないかなー。
ボクの夢は、恋人と手をつないでディズニーを歩くこと
この著者は、
いつか彼氏と手をつないでディズニーランドを歩くことが夢なんだそうです。
僕は彼に、実際にお会いしたことがあってね。
「ディズニーなんて男同士で手をつないでも、案外気が付かないもんだね、みんなw」
って言ってたっけww
夢がかなったんだね♪
というこの著者、
実は現在、立憲民主党の参議院議員をしている石川大我さんです。
ちなみに石川大我さんはゲイです。
あのね(笑)、別に政治的なつもりもないし、
立憲民主の回しもんでもないので、ご心配なくw
これはね、
石川大我さんが参議院議員になる前の区議会議員になる前の、
もっともっと若かったころに書いた本なんだよね。
だから今より政治的なしがらみが無い(笑)。
っていうか当たり前だよね、一般市民が描いた本だもんw
その分、
すごくリアルな描写がたくさんあります。
「ゲイの人生ってこういう人生なんだよ。」
って紹介するのに、うってつけの1冊です。
僕もゲイの人とリアルするようになりました
僕も、この本を読んでから、
ゲイの人と実際に会って、
いろいろお話を聞くことが増えました。
とはいっても、
最初はやっぱり緊張するし、
何か犯罪に巻き込まれたらどうしよう、とか思ったw
そこで参加したのが、ピアフレンズっていうイベント。
ゲイのイベントっていうと、夜、二丁目とかクラブに集まって、
クラブミュージックみたいな重低音が鳴り響いてて、、、
っていうイメージがあるかもしれないけど、
このイベントはね、
昼間、ソフトドリンクだけで、
公民館みたいなところに集まって(笑)、
ゲイの初心者の人たちが一緒にゲームしたりお話したりするんだ。
このイベントにはもう何回参加させてもらったかなぁ。
今日の本「ボクの彼氏はどこにいる?」の石川大我さんが主催だったんだよ、昔は。
だから変なイベントじゃないし、
このイベントでいろんな友達が増えた♪
ちょっとオネエっぽい人もいるし、
普通の高校生とか大学生くらいの男の子もいるし、
もうホントにパッと見、ぜんぜんゲイだって分かんない人もたくさんいた。
こういう人たちが、
人知れず、僕と同じ悩みを抱えて生きてるんだなぁーって思ったら、
すごく仲良くなりたくなってね♪
ぜひぜひ、
今日の本「ボクの彼氏はどこにいる?」と「ピアフレンズ」、
ぜひぜひチャレンジしてみてください!
おススメですっ!!
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