普段、普通に生きているとなかなかゲイと出会えません。
学校ではだいたい自分がゲイだということを公表せずに生きているからね。
だから、
本当のゲイと初めて出会った時、
僕はとてもとても感動しました。
僕は地球上で本当に孤独だったから。
相手の話の中で、
「今ボク、彼女がいるんだ」
じゃなくて、
「今ボク、彼氏がいるんだ」
ってセリフが出てきたとき、
どれだけ嬉しかったことか(笑)。
まぁ今ではいろーーんなゲイの友達がいて(笑)、
楽しくさせていただいています。
そこで、
初めて本物のゲイと会う、ゲイの人に、
どういうことに注意しておけばいいのか、まとめてみました。
自分の個人情報は伝えない
まず大前提として、
自分の個人情報、または個人情報につながるようなことは伝えないことです。
とくに、同性愛者であることは、脅迫される材料となることだってあるからね。
「僕と付き合ってくれなかったら、君がゲイだってことを学校にバラすよ」
とか言われたらマズいです。
地元や自宅を特定されないように、隣り町や、少し離れた街で待ち合わせするとか、大事です。
地元が特定されたら、学校なんて地域に1つか2つしかないんだから、すぐ絞れますからね。
年齢が分かっていたら学年だってすぐ分かる。
そうすればTwitterとかで「〇〇中学出身」とか「○歳」とかで検索すれば、同級生はすぐ特定できます。
あとは顔写真を見せれば、本名はすぐに特定できちゃいます。
僕が初対面の人に知られたくないなーと思っていること
・本名
これは絶対ですね。
ニックネームが本名の一部だったとしても、
「本名の一部なんだ」くらいしか伝えないです。
とくに僕は学習塾で働いているので知られたくないかな。
ゲイの先生で何が悪いって思うところもあるけど、
塾の生徒が学校で「お前んところの先生、ホモなんだろー!」とか言われるとさ。
俺が言われるのはいいんだけど、生徒が言われるのはツラいなー。
あと、自分につながる人の本名も守りたいな。
例えば、同級生の名前とか、家族の名前とか。
自分以外に人に迷惑がかかるのがツラいからね。
・住所
ストーカーされたら終了です。
・出身校
地元の小学校・中学校だったら、自宅特定につながりやすいし、
自宅から離れた高校や大学だとしても、
その情報を人質に脅迫されたりするかもしれないからなー。
まぁ、そんな匂いのするような怪しい人とはそもそもリアルしないけど(笑)、
いろんな人がいますからね。
・職場
住所と同じ理由ですね。
僕が初対面の人に知られてもいいかなーと思っていること
・職業
これは言ってもいいかなーと思います。
僕は「塾で働いてるんだ」くらいは言います。
でもレベルによるかな。
「会社員」くらいの情報ならいいけど、
「警察官」とか「○○高校で教師をやっている」とかは具体的すぎ(笑)。
そんなん怖くて言えないわw
・家族構成
うん、これくらいなら言ってもいいかなー。
でも、家族が芸能人だったり(笑)、
やっぱり特定されて困るようなケースは、やっぱり控えないとね。
例えば家族が個人経営でお店をやってたとしたら、
そのお店を特定してきて「お前んところの○○はホモ!」とか貼り紙されたら嫌だもん。
程度によります。
相手の個人情報をたとえ知っても、守る
これはね、
何かのきっかけで、相手を特定できちゃうような情報を知っちゃったとしても、
そこは突かないようにしています。
まぁ、当たり前っちゃ当たり前なんだけどね。
冗談でも、
「君の学校が分かったから、今度学校に押しかけちゃおうっかなーww」
なんて言っちゃいけません(笑)。
俺がそんなんされたらその場でボコボコにするわw(ウソですそんな勇気ありませんw)
基本的には、
「自分がされて嫌なことは、他人にもやらない」
ってことです。
これ、昔から僕の母さんに言われてきたことです(笑)。
ってか、こんなところで使うとは思わなかったわw
ありがとう、母さん!(笑)
相手に多くを望まない
あのね、
ゲイってやっぱり普通じゃないのね(笑)。
って言うと語弊があるんだけど(笑)、
ノンケの人たちとは違う思考回路で生きてきているし、
考えなくてもいい場面で、人より考えたり、
面倒で考えることを極端に放棄してきたり、ね。
いろんな人生背景があって、生きてきてる。
だから、
いろんな考え方の人がいるんです。
当然、僕が常識だと思っていることだって、
目の前の人には全然常識じゃなかったりする。
例えばね、
テーブルから立ち上がる時、椅子をしまうじゃん?
でも時々、椅子をしまわないで、そのまま立ち去る人がいるんだよね。
僕は、自分で使った椅子は、自分でしまうようにしたいんです。
周りでしまっていない人がいたら、ついついクセでしまってあげちゃう。
だけど、
椅子をしまわないからといって、常識のない人だとは思いません。
自分が常識だと思っていることは、他人にはそうじゃないかもしれないし、
その逆だって絶対たくさんあるはず。
だから、
自分の常識という枠に当てはまらないからといって、
その人を全否定することは、とてももったいないことだと思うんです。
「相手に多くを望まない」
って書いたら、なんか「そもそも人に期待なんてしない」って意味に捉えられちゃうかもしれないけど、
そうじゃなくてね。
「自分の常識ばかりで物事を切り捨てない」
ってことです。
僕はむしろ人間のそういう未熟なところが大好きなんですけどね♪
かわいいなーって思う。
程度によるけど(笑)。
そりゃあ、その辺でウ○コしちゃうような未熟な人を「かわいいなー」とは思いません(笑)。
・・・僕もまだまだ未熟です☆
恋に落ちない
これは本当にそうよーww
(ゲイバーのままみたいな口調になってるw)
初めてのゲイに会って、
その人がたまたまちょーっといい人だったりすると、
恋に落ちちゃうのよー(笑)。
だって、そりゃあね、
生まれて初めて本当の「恋愛対象」の人間に会ったんだもん!
「恋愛発動モード」のスイッチだって入るよ!(笑)
だけど、前述のようにね、
いろーーんなゲイがいるから、
まずはいろんなゲイに会ってみることです。
まぁでもさー、
こうやって「恋に落ちない」なんて書いても、
好きになるときは好きになっちゃうのよー☆(笑)
でも、どこか冷静な気持ちも持ち合わせておいてね。
初めて恋愛対象と会ったってことは、
生まれて初めて女を見たノンケ男と同じ状態なんだから(笑)。
そりゃ意識するよー!!ww
【結論】自分も相手も、苦労して生きてきた仲間
結局はそうだと思います。
学生時代の同級生は、同じ学校生活を送る中で培ってきた大切な「仲間」です。
バイト時代の友達は、同じ職場で同じミッションをこなしてきた「仲間」です。
ゲイの友達もね、
生まれも育ちもぜーんぜん違うのに、
例えば僕は千葉の街に生まれ育って、相手は地方の山の中で育ってさ、
今まで全然接点すらなかったのに、
会って話しただけで、いろんなことを共感できちゃうんです。
「こんなことで苦しんだよね」
「あんなことって嬉しいよね」
今までいろんな思いで生きてきた、その思いをすぐ共有できる「仲間」なんです。
僕も、苦しんだ。
彼も、苦しんだ。
そういう友達って、
ゲイだということで悩んだりしていなくても、やっぱり仲間意識が僕は芽生えちゃうかな。
だから同じゲイ同士で、僕は傷つけたり傷つけられたりっていうのは、まずありませんでした。
まぁ、恋愛関係となると話は違ってくるけどね(笑)。
でもそれは男女でもおんなじか♪(笑)
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